井植敏代表取締役ついに辞任を発表

三洋電機の今日の臨時取締役会で創業家出身で元社長の井植敏代表取締役(73)の辞任が正式に決定されたらしい。去年書いたけど、井植氏の後任の社長2人はすでに去年11月に経営不振の責任を取って取締役を辞任して井植氏は無報酬ながら留任していた。それで今日の臨時取締役会で三井住友銀行大和証券SMBCゴールドマン・サックスからの3000億円規模の増資計画が動き出す前に過去の責任を清算しようとしたってことだろうか。確かに経営再建の中核を成す中期経営計画は順調みたいだし最近では無線ブロードバンド事業に参入したりCESでは米国テレビ事業に力を入れたりとプラス評価要素が目立っていて、株価もじわじわと上昇してきている。そして今日も井植氏の辞任がプラスの判断材料となって一時+40円まで上昇してる。