UD第1号投資(ry


USEN大和証券SMBCが共同出資して、映像や音楽コンテンツを主な投資対象とするコンテンツファンドを来年2月を目途に設立するらしい。そのファンド名が「UD第1号投資事業有限責任組合」。一目では何のファンドなのか全く分からない名前だけど、コンテンツ対象の投資ファンドとしては初のまともな規模のファンドが誕生したと思う。運用資産は300億で両者が50%ずつ出資する予定で、将来的には一般投資家からも投資を募る予定もあるということ(USEN公式発表参照)。
今までのコンテンツファンドは、規模が小さかったことに加えやってる内容自体が製作費用を出資してその売上で回収するっていうそこらの銀行と大して変わらないような事業内容だったのでさして注目を集めなかったしコンテンツ自体が軽視されていた。そこで「GyaO」で絶好調なUSENが主導してあるべき姿のコンテンツファンドを企画することになったと思う。USENの事業内容自体がコンテンツを扱っている事業だし、今後「GyaO」が順調に成長していけばコンテンツの価値は上がっていくだろうし。USENにとっては自社で囲い込む会員に対して提供している商品に対して投資するようなものだから、いわば市場の需要を的確に把握しつつその当該対象に投資できるわけだからとても効率がいいし、自社だけでなく他社にも提供される商品のためにつぶしも利く。
なんかMUFJの知財信託といい今回のコンテンツファンドといい、某メーカーの事業部長が語っていた"将来の日本ビジネス像"そのものな気がする。ただ単にUSCPAの勉強するんじゃなくて将来性のある専門性を身につけるためにもこういったintangible assetとかをより掘り下げて勉強する価値は大いにありそう。今まで洋書専門書とか原文を取り寄せてまで掘り下げて勉強してきたinternal controllとかはもう古い気がしてきた(´・ω・`)ショボーソ