大発会

2006年最初の取引日となった4日の東京株式市場で日経平均株価は反発し高値引けとなり、大引けは前年末12月30日比250円11銭(1.55%)高の1万6361円54銭で、昨年12月29日以来2営業日ぶりに昨年来高値を更新した。この株価水準は2000年9月以来の高値で、個別に見ても東証1部では全体の約8割にあたる1290銘柄が上昇してる。一方で去年末から続く円高傾向のためにトヨタソニーなどの輸出関連株が下落し、昨日も書いたけど日銀の不動産向け融資の監視を強化するとの発表を受けて三菱地所三井不動産などの不動産株も下落してる。でもまあ下げ幅は大きくないしマイナス要因となる情報の発表直後なので一部が様子見程度に売られただけで、企業自体の業績はむしろ成長してる(或いは回復してる)わけだから時間の経過によってすぐに買われ始めると思う。東証1部だけでなくジャスダックマザーズヘラクレスでも往々にして続伸(ジャスダック:32円68銭高の2724円10銭、マザーズ:46.57ポイント高の2590.62、ヘラクレス:78.37ポイント高の3829.86)し各マーケットの7割近くの銘柄が値を上げてる。特にジャスダックではITバブル時代の2000年2月の高値を上回ってるらしい。なんかまだまだこの投資熱は下がりそうにないように思える・・・。
それにしても年末からずっと円高が続いてるなぁ・・・。去年12月までの全体の為替市況を振り返ってみると円安円安の流れだったのに。まあその流れに乗って外貨定期だけで金利と為替差益で何もせず100万以上の利益が出せたわけだけど(笑)。でも11月末に外貨定期がmatureされてまた外貨定期に投資しようかと思ったけど、意味不明な予想で運よく思いとどまっておいて良かった・・・。あれから1ヶ月くらいしか経ってないのにもう5円も円高になってるし・・・。危ない危ない(笑)。こうやって米国・ヨーロッパの資金が日本を含めたアジア市場に流入している現状を考えるとこれからも円高の流れは低調ながらも確実に進んでいくだろうなぁ。まあ2月中旬にUSCPA(米国公認会計士)受験にハワイに行く自分としてはそれまではもっともっと円高になれば嬉しいけどね。