ビックカメラがソフマップを連結子会社化へ

1月5日ソフマップの発表によると、ソフマップの第三者割当増資をビックカメラが引き受けソフマップの約62%を取得して連結子会社化し、資本関係を強化し提携効果を高める事が決定された。ちょうど1年前くらいにソフマップビックカメラとの業務提携を始めて、その提携効果を見極めて今回さらに強く提携関係をもつってとこだろう。まあその時点でビックカメラソフマップ株を丸紅から株式譲渡で受けて20%程度の筆頭株主にはなっていたけど丸紅もまだ14%程度を保有していて結構試験的な提携だったようで、今回の発表では、ソフマップが2月25日付けで資本金29億4400万円の9割近くを無償減資した上で2月28日払い込みで総額約20億円の第三者割当増資(もちろんビックカメラが引受人)を行いビックカメラソフマップの60%以上を掌握することになる。
重要な提携内容としては、去年9月に発表されたリユースPC事業や携帯電話販売ノウハウでの提携がより強い提携内容になるだけでなく、売上に伸び悩むソフマップビックカメラの販売網を有効に活用することやプライベートブランド商品の共同開発販売など多岐にわたっていくみたい。まあこの提携によって商品の値段が下がったりすることはないだろうから一消費者としてはあまりご縁のない話だけど、中古PC市場には朗報かも(笑)。